TOEICの点数を1か月で300点上げた方法(後編)-やり込みの末のスタートライン

前編からの続きです。 〇TOEICの点数の簡単な上げ方 では、どうやってTOEICの点数を上げていけば良いのか。 答えは簡単です。 TOEIC用のテキストや問題集をやり込むだけです。 英検一級を取ろうと思えば、英単語は1万数千語を暗記する必要があると言われて…

TOEICの点数を1か月で300点上げた方法(前編)ーTOEICを受ける必要はあるのか

私は今では海外赴任を経験し、ロンドン大学を卒業、英検一級を持って海外との調整の仕事をするなど、英語をバリバリ使い、国際派として仕事をしています。 しかし、社会人になるまで英語は最も苦手な科目でした。 英検は3級までで、高校時代は何度も英語の…

論考-009 ネット右翼系コンテンツは異世界転生小説と変わらないのか

「外国人が日本をあこがれている系コンテンツ」が流行っているのは、日本の国際的な地位が低下する中、日本TUEEE(日本人の俺TUEEE)と思いたいため。ネット右翼コンテンツも、社会の中で弱い自分が「中国人、韓国人よりもマシ」と思える娯楽コンテンツとして…

東のオーストリアと南のオーストラリア

オーストラリアの名称の由来が、ラテン語の"Terra Australis (Incognita)"((未知の)南方大陸)だということはオーストラリア関係者には広く知られているところだろう。未知の南方大陸の存在は古代ギリシアの時代から提唱されていたと言われる。 "Austra…

論考-008 なぜロンドン大学(通信)はコスパ最高なのか

今回は、私がグラデュエート・ディプロマ(GDip)を取得し、現在、大学院(法学)に通っているロンドン大学の通信課程がコスパ最強な理由を説明したい。 ロンドン大学は、いわゆる日本でいう大学のような形での大学ではない。ロンドンにある複数のカレッジの…

論考-007 変性意識—新興宗教・瞑想・ナンパ・短期勉強・気で飛ばす・サ道の共通項

最初に断っておくが、私の大学での専攻は科学史・科学論・科学哲学であり、疑似科学や超常現象などについては大槻義彦氏ほどではないにせよ、かなりの疑念を抱いている。 その一方で、世の中には気で飛ばされる人、催眠術にかかる人、心霊体験をする人、スピ…

論考-006 「日本の公務員の給料は世界一」の誤謬

SNSを見ていたら「日本の公務員の給料は世界一」というコメントを目にした。 未だにそうした言説が広まっているのかと思い、ググったところ、確かに検索トップには、日本の公務員の平均年収は724万円なのに対し、アメリカ357万円、イギリス275万円、フランス…

論考-005 ソロモン諸島を訪問して(ピジン語、そしてオイディプス三角形)

ガダルカナルの戦跡訪問を目的に、ソロモン諸島を訪問した。 ソロモン諸島でもそれなりに英語は通じるなと思っていたら、ソロモン諸島ではクレオール言語である、ピジン語が盛んに使われているのだった。 英語の発音が、carryを「カリー」、museumを「ミシウ…

社会人になってから短期勉強を趣味にした話

私は社会人になってから短期での勉強を趣味としています。あまり理解されないことが多い趣味なので、メモ的にこの趣味の概要を書いておきます。なお、私は勉強が嫌いなので、日常的に勉強はしていませんし、学生時代もほとんどしてきませんでした。 しかし、…

論考‐004 「創られた伝統」と愛国精神

Hutchinson. J. & Smith. A.(1994), Nationalism.とLSE通信課程教科書 ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの授業の課題本なのでHutchinson. J. & Smith. A.(1994), Nationalism.を読み進めているが、ナショナリズム論の各著作や論文がまとめられており…

論考-003 なぜ英語の勉強が重要なのかについての一考察

「なぜ英語を勉強するのか」―英語を使わなくても生きていける日本では、多くの学生が抱く疑問ではないだろうか。 英語ができなくても働けること、通訳・翻訳アプリがこのまま発展していけば英語を勉強しなくても意思疎通ができるのではないかという期待、そ…

人物-003 快楽亭ブラック

日本の学校で学ぶ日本史においてオーストラリアの影は薄い。明治維新後に来日し、活躍した外国人のなかでもオーストラリア人というのは目にしない。それもそのはず、オーストラリアは1901年に独立するまで英国の流刑植民地であり、それまではオーストラリア…

論考-002 日本の公共空間における広場についての考察–石川栄耀・丹下健三・隈研吾–

西洋は「広場」で東洋は「道」——。 東洋では伝統的に市民が集まるような公共的な広場が作られてこなかったとされる。 もちろん、今日の日本では広場は街のなかに取り入れられており、ときには憩いの場として、ときには集会の場(かつての新宿駅西口地下広場…

論考-001 ノートルダムは「科学的」か

ノートルダム大聖堂については先日の記事の中で東京都庁舎と造形が似ているという程度に触れた。 ノートルダム大聖堂とはゴシック様式の教会であり、パリのノートルダム大聖堂が観光地として有名だが、フランスを中心に12、13世紀ごろに建築された、先の尖っ…

人物-002 丹下健三 -私と東京都庁舎-

私が建築に興味を持ったのはいつからなのか、正確なことはもう思い出せないし、もともとたいした経緯もなかったのかもしれない。 ただ、私は大学4年のころ、訳あって少しばかり建築の勉強に励むことになった。 東京大学工学部建築学科。そこにいた友人は私…

人物-001 嘉納治五郎 -嘉納治五郎とナショナリズム-

2013年9月、2020年オリンピックの開催地が東京都に決定した。1964年の東京オリンピックは知らぬ人は少ないと思うが、1940年の東京オリンピックの存在を知る者はあまりいないのではないだろうか。その中止・返上となった1940年の幻の東京オリンピックの招致…