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社会人になってから短期勉強を趣味にした話

私は社会人になってから短期での勉強を趣味としています。あまり理解されないことが多い趣味なので、メモ的にこの趣味の概要を書いておきます。なお、私は勉強が嫌いなので、日常的に勉強はしていませんし、学生時代もほとんどしてきませんでした。

 

しかし、4年ぐらい前から、1日〜1週間程度で受かりそうな試験を探し、分野に関係なく受けています。不合格になることも多いので、確実に受かりたい場合には短期勉強は必ずしもおすすめしません。では、なぜ、短期勉強をするのか、以下に説明していきます。

 

1.脳内麻薬を出す

夏休みの宿題を計画的にやらず、最終日に全て終わらせようとすると、脳が一種の覚醒状態になることがあります。明日までに終わらせなければならない大量の仕事が入って、それをやり遂げたときの達成感と同じです。その感覚を覚えてしまうと、ますます計画的に物事ができなくなるという話もあります。勉強に限らずスポーツでも大会直前の練習はいつもより高いテンションで行えるはずです。

その高揚感を頻繁に得るには、無理矢理、試験という壁を作り出し、「どうしても勉強しなければならない状態」を作り出す必要があります。

私が特に脳内麻薬の感覚を感じたのは、宅地建物取引主任者の試験を受けたときでした。私は法律を全く勉強したことがなかったのですが、試験前日まで全く勉強しておらず、1日で600ページの参考書の内容を理解しなければなりませんでした。試験結果は1点差で不合格でしたが、3時間睡眠でそれ以外の時間にひたすら勉強をした結果、脳が覚醒状態になり、試験翌日の午前は日常的な風景が普段と違って見えるとともに、時間が経つのがいつもより遅く感じるようになりました。北島康介の「超気持ちいい」のようなスポーツ選手の覚醒状態や、瞑想で脳を覚醒させるのに近いのではないかと考えています。

一日に取れる試験勉強の時間は人によって異なると思いますが、当時、私は定時に仕事をあがれていたので、19時から午前2時までの間で5時間の勉強時間を確保していました。平日5時間、土曜に丸一日勉強して、日曜に試験を受けるとすると、だいたい一週間で合格出来るレベルの試験は宅建レベルまで、また語学試験の4級レベルだと思います。司法試験や公認会計士試験など、目標が明らかに難しい場合には直前では対策できませんので、この勉強法は使えません。

この一日でこの量を頭に入れなければならないというプレッシャーとの戦いが脳内麻薬を出し、短期勉強を趣味として楽しめるようになります。

 

2.「勉強時間」へのアンチテーゼ

多くの試験では、「○○時間の勉強が必要」ということが語られます。しかし、私はその大半は参考程度にもならない、受からない、または非効率に勉強する人の言い訳でしかないことと思います。

例えば、ベネッセのアンケート調査によれば、早慶上智やMARCHに入る高校生は夏休みは一日8時間程度の勉強をするそうです。私はこれが全く以て信じられず、一週間でも8時間勉強していたかどうかですが、滑り止めの早慶に入りました(滑っているので、結果的に失敗しています)。

また、これもあまり短期ではありませんが、私は海外赴任を志したときに働きながら一ヶ月(150時間)でTOEICの点を300点弱(585点→870点)上げました。これも巷で言われている勉強時間だったら1000時間かかるとすら言われています。その後、930点まで上げるのには半年近くかかりましたが、それでも通常よりは早いはずです。

勉強時間を短縮するには、独学をすることが基本になります。人から教わった方が早くわかることもありますが、大抵の場合は独学の方が効率的です。

先の脳内麻薬の話ともつながりますが、勉強時間にとらわれずに多数の受験者を短期でごぼう抜きしていく感覚を楽しめれば、短期勉強が趣味になります。

 

3.広く浅く知識を得られる

世の中には多くの情報が溢れています。私は読書が趣味だったので、読書で様々な知識を得ていましたが、本を一回読んでも覚えていられるのは内容のごく一部だけです。また、試験のような緊張感もないため、速度も必然的に遅くなります。

資格試験には、私が持っているものでも通訳案内士や危険物取扱者のような国家試験から、夜景鑑賞士のような検定まで様々なものがあります。こうした試験を受けることによって、普段知らない世界に簡単に足を踏み入れることができます。1日〜1週間でその分野の基礎知識が得られるのです。

 

以上、雑駁ですが短期勉強を趣味とする魅力を書きました。ご参考になれば幸いです。