論考-008 なぜロンドン大学(通信)はコスパ最高なのか

今回は、私がグラデュエート・ディプロマ(GDip)を取得し、現在、大学院(法学)に通っているロンドン大学の通信課程がコスパ最強な理由を説明したい。

 

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ロンドン大学は、いわゆる日本でいう大学のような形での大学ではない。ロンドンにある複数のカレッジの集合体としてロンドン大学がある。

 

ロンドン大学を構成するカレッジのレベルはまちまちだが、中でも私がGDipを取得したロンドン・スクール・オブ・エコノミクスLSE)と現在所属する大学院のプログラムを提供しているユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)は世界大学ランキング(TIMES、QS)で東大より上位の、世界屈指の名門校である。

特にLSEは理系学部のない大学にもかかわらず、東大よりも上位になっている。日本で似た立場の一橋大学が同ランクでの評価が低いことを考慮すると、その凄さがわかる。また、LSEは社会科学(法学・政治学・経済学等)の分野でハーバード大学に次ぐ世界二位の地位を得ている。

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 ・QS大学世界ランキング(社会科学)

 

また、通信教育は質が低いと一般的に思われがちだが、ロンドン大学は通信課程の卒業生だけで7名のノーベル賞受賞者を輩出している。

 

ロンドン大学通信では、このように国際社会で通用する学歴を比較的簡単に手に入れられる。

英検1級レベルのリーディング力とライティング力は必要だが、国内の慶應義塾大学通信などと比べると遥かに卒業が簡単なのである。

国内の通信制だと、基本的にスクーリングが必修になっているが、ロンドン大学の通信講座(International Programmes)の多くのコースでは、定期テストの合格だけが卒業の基準になっている。

私がLSEでGDipを取得した際は、直前に2週間程度勉強して4科目の試験を受けただけであった。

すでに日本の大学を卒業し、学士を持っている人であれば、これだけで学士レベルのディプロマが取得できるし、2年間でその倍の授業を取れば学士も取得できる。

 

また、ロンドン大学通信は海外の大学の中ではかなり学費が安い。

GDip取得にかかった費用は合計で40万円程度であったし、修士号もコースによっては100万円程度で取得できる。

通信であっても海外大学では卒業まで200〜300万円かかることが珍しくない、また国内の国立大学でも通学であれば学士取得まで200万円以上、私立大学なら400万円程度までかかる。

 

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 (LSEのGDipプログラムの学費。実際には、これに加えてテストの受験会場での手数料が10万円程度かかる)

 

このため、英語さえできれば国内のいずれの通信大学よりもコスパが高いものになっている。

また、入学に必要な英語力も学士レベルではIELTS Overall 6.0と、比較的低くなっている。

このレベルの英語力のある方には是非ともおすすめしたい。