TOEICの点数を1か月で300点上げた方法(前編)ーTOEICを受ける必要はあるのか

私は今では海外赴任を経験し、ロンドン大学を卒業、英検一級を持って海外との調整の仕事をするなど、英語をバリバリ使い、国際派として仕事をしています。

 

しかし、社会人になるまで英語は最も苦手な科目でした。

英検は3級までで、高校時代は何度も英語の定期試験で赤点を取っています。

その頃は、まさか、自分が仕事で英語を使うとは夢にも思っていませんでした。

英語ができないために、大学受験も落ち、入った大学でも英語は初級クラスに属していました。

 

大学卒業後、少しスカイプ英会話をやったことでTOEIC500点台を取れるようになっていましたが、点数はずっと伸び悩んでいました。

 

あるとき、本腰を入れて取り組み始めたところ、1ヶ月あまりで300点弱の点数を上げ870点を取ることができました(その半年後930点を取得し、900点超えを達成)。

 

今回は、その経験から、TOEIC対策について書きます。

 

◯そもそもTOEICを受ける必要はあるのか

まず最初に、TOEICを受ける必要はあるのでしょうか。

 

TOEICはリスニングとリーディングだけだから、簡単なビジネス英語だけだから、実用性がないという話をよく聞きます。

 

私もこれには賛同します。実際にTOEICで900点以上を取っても、英語が劇的にできるようになったという実感はありませんでした。

 

海外映画を字幕なしで見るなんてことはもってのほかで、単純な英会話でもよく戸惑っていました。

 

正確性に厳しい某英会話学校B社のレベルチェックでは、レベル2でした(10が最高)。

 

しかし、だからといって、TOEICを受ける必要がないとは思いませんし、むしろ、だからこそTOEICは受けるべきなのです。

 

実際の英語能力とは必ずしも結びつきませんが、TOEICは日本社会ではかなりの地位を築いています。

 

こんなにTOEICが重宝される国は日本と韓国だけで、他の国ではビジネスに限定せず、またスピーキングやライティングを含めた4技能を図るテストが一般的に使われています。

 

韓国以外の外国人にTOEICが何点だとか言っても、ほとんど通用しませんが、日本社会ではTOEIC900点超えと言っておけば、ものすごく英語ができる印象がつきます。

 

TOEICは難しくないのですが、英語ができるからといってTOEICの点が高いという訳ではありません。

 

TOEICの内容はビジネスに特化していますし、情報処理能力の速さも求められるので、単に少し語学留学をしたり、語学学校に通ったりしても点数が伸びるわけではありません。

 

そのため、「英語を流暢に話せるようになる」ことを目標としている人たちは、TOEICの点を簡単に上げることはできません。

 

一方で、TOEICの点数を上げることだけを目的とすれば、一か月で100点単位で点数を上げることも容易です。

 

漠然と英語を勉強する人より、スピーキングやライティングのスキルは上がりませんが、「あの人は英語ができる」よりも「あの人はTOEIC800点超えで英語ができる」と言う方が説得力があるので、実際には自分よりも4技能ができる人よりも、英語ができるように見せることができるのです。

 

そして、日本社会では、英語関連の仕事に従事している人でも、英語が満足にできる人は驚くほど少ないので、少し英語ができると認識してもらうことで、英語を使った仕事を任せられるなどの機会を得ることができます。

 

こうなれば、あとは仕事を通じて英語を使う機会もできるので、仕事後に勉強している人たちよりも圧倒的に有利な状況になり、スピーキングやライティングの能力も伸ばすことができるようになります。

 

「英語をできるようにしてTOEICの点数を上げる」のではなく、 TOEICの点数を上げ、英語に触れる機会を増やし、英語をできるようにする」ということが重要なのです。

 

そのため、私はTOEICを受け、最大限その結果を活用すべきだと考えます。

 

では、実際に私がどうやってTOEICの点数を急激に上げたのか、その方法については次回に続きます。